薄毛の人はいない？ナバホ族・先人の知恵とユッカ
アメリカの先住民であるインディアンは髪がふさふさしている…
という話を聞いたことがありますか？
そんなうたい文句で育毛関係の商品が発売されている
そんなことも近年あるようです。
実際、インディアンには薄毛の人がいないのかどうか確かめるべく
取材をしたという記事を発見しました。
行先はアメリカ先住民最大部族であるナバホ族のいる地域。
そこで確認をすると、目視だけでもいわゆるAGAの典型的な症状である
前頭部や後頭部から髪が抜けているような男性はいなかったようです。
もちろん加齢で生え際が後退したような方はいたようですが…
男性型脱毛症の方は見かけなかったそうです。
ナバホ族なかでもAGAのような症状を示す男性は非常に少ないらしい。
また、そういった調査をした論文もどうやらあるようです。
これはぜひ薄毛にならない秘訣を知りたいところですね。
そこで注目されているのが、ナバホ族が活用するユッカという植物です。
ユッカはリュウゼツラン科の常緑植物で、薬50種類が自生しているようです。
なかでもナバホ族の使っているのは葉が堅く、鐘形の花をつけるタイプ。
その根をシャンプーとして利用しているのがナバホ族だそうです。
これが薄毛なしの秘訣！？
と大注目ですね。
ところがユッカをシャンプーで日常的に活用していたのは19世紀ごろまでで
いまでは儀式の時などに使う程度で、普段は普通のシャンプーを使っているのだとか。
普通のシャンプーを使っているなら、私たちと一緒です。
なのになぜ薄毛に悩む人はいないのか。
それはもう遺伝だというほかにはないようです。
地元住民によると、見かける薄毛の男性はナバホ族の純血ではなく
先祖や近親に白人がいるのだろうということでした。
しかも現時点でユッカの根の抽出物が育毛や発毛に効果がある
という証明が出来るデータはないそうです。
ナバホ族という一族の歴史が薄毛にならない遺伝子をつくってきたとでも
いったらいいのでしょうか。
アメリカではユッカの根の成分というのは注目されていて
近年配合されたシャンプーなどが発売されています。
日本でも販売する予定のメーカーもあるようです。
もしかしたらもう目にしたことがある人もいるかもしれませんね。
こうした歴史にあやかって、ユッカ入りのシャンプーを使ってみるというのも
一つの方法かもしれません。
あなたなら、どうしますか。
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